人間関係で疲れることありませんか?〜依存と自立〜
今回は、長いですが
きっといつか
経験するかもしれない「介護」。
そして
人間関係で誰しも経験する
「依存と自立」について
最近のわたしの経験を
ありのまま書きました。
どうぞ、
最後までお読みいただけると
嬉しいです。
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自立は
状況を変えていきます。
そして
人との深いつながりもまた
状況を変えていきます。
「自立」「深いつながり」
どちらも、
第二チャクラ
オレンジのテーマです。
「介護で感じた現実」
今週やっと、
向き合っていた
大きな大きなテーマの
一山を越え
良かった〜という安堵感で
休養中です。
先月、
父親の難病や介護に深く関わることを
決心。
父親は4年前に
バイクで頚椎を痛め
手術しても治らないため、
おかしいと検査をしたら
脳の難病が2つも見つかり
それから
リハビリの日々を送っていました。
父の難病は、進行性の脳の病気で
体がどんどん
動かなくなっていきました。
母が日々の介護をしていましたが、
声を出して会話することも
できなくなり、
父は自分の気持ちを
思うように伝えることができない、
また食事も口ではとれなくなり、
体も思うように動かなくなり、
介助でどうにか少し歩ける程度。
ほとんどベッドでの生活に
なっていきました。
でも、
父の精神(内側)は
しっかりしている。
だからこそ
とても辛く苦しいですよね。
自分自身がこうなったらと考えると
とても耐えられないくらいの
辛さを感じます。
休日には、
バイクを倉庫で修理しながら
ツーリングに出かけていた
活動的な父の身体が
病気によってどんどん変わっていく。
父と会うたびに辛くなり
父を想像するだけで涙が溢れて
いました。
身体が思うように動かなくなった父が
家やデイケアやリハビリで
抵抗をするようになり
それが日に日に増して、
母も途方に暮れて疲れ、
周りの訪問看護師さんも
どういう方向で進めたらいいかと
悩まれていました。
母も父も精神的にも身体的にも
お互いにきつい状況になり、
疲れ切って、
このままだと共倒れになりそうだと
感じて、
なぜ父がそのようになっているのか、
介護の現実、父母と、
深く関わることを決心。
自分の家族の生活や
仕事もあるので、
夫に協力してもらい
仲間にも何かあればサポートを
お願いする体制をとり、
わたし自身がバランスを崩さないように
整えながら。
それは、
辛い現実と向き合い
闇の中に自分から入っていくような
気持ちでした。
「寄り添ってわかる真実」
実際に毎日関わっていくと、
介護される側、する側
それぞれの苦しさや辛さを
感じる日々でした。
抵抗する父に
どう対応していいのか
途方に暮れながらも
必死で介護しようとする母の苦しみ。
そして私は、抵抗する父を、
全身で介助しながら感じたのは、
苦しみ、悲しみ、怒り、
罪悪感、無力感、傷つき、不信感・・・
そんなたくさんの感情でした。
父は体が動かず、
会話ができなくなっている分
周りの感情や在り方(エネルギー)を
たくさん感じ取り
必死に、体や目で訴えていました。
「抵抗」という表面の行動だけをみると
「大変な人」と見られ
問題行動と捉えられてしまうから
その問題行動を周りは、
表面的にどうにかしようと
するけれど、
表面ではない、
もっと深く内側を感じとると
そこには、
大事な「真実」が隠されていました。
父は元々、表面ではなく、
本質を大事にするような人でした。
父の目をしっかりと見つめ
向き合い、感じていると
それが伝わってきました。
「これまでいっぱい頑張ってきたんだね。
もう疲れたんだね」
「罪悪感で苦しいんだね」
「誰にも気持ちを理解されなくて
悪者になってしまっている感じが
するんだね」
そうやって
「内側」にある父の苦しみを感じとり
寄り添うと
父は子どものように純粋な目で見つめ
うなづきながら
泣いていました。
余裕がなくイライラした気持ちで
関わったり、
コントロールしようとすると
それがすぐに父には伝わってしまい、
心を閉ざし抵抗していたのが
わかりました。
逆に、
「愛」や「受容性」で関わると
閉ざした心が溶けるように
涙を流し
穏やかな父の姿へ。
表面的な言葉や態度では通じない。
会話ができない分、
本質的な「在り方」、
どれだけ「愛」や「受容性」で
関われるか。
それを学ばせてもらう
日々でした。
この感覚は、
精神科や児相で
クライアントの方や子どもたちに
関わらせていただいた時を
思い出す感じでした。
苦しみや傷つきを抱え
人を信頼できなくなり
心を閉ざすしかなかった、
内側にある悲しみを
怒りで表現するしかないくらいの
状態を。
「介護で感じた依存と自立のテーマ」
そして、介護には
「依存」と「自立」の
大変なテーマがあることを感じました。
人が病気になると
誰かに頼らないといけない。
それが、父のようにほぼ全介助の状態だと、
誰かに「命」を預けるくらいに
信頼して委ねないと
「生きる」ということが
できなくなります。
そして、介護する側も
その責任感から
自分よりもその人を優先して
サポートする。
ここで出てくるのが
「依存」と「自立」のテーマ。
「依存」が生み出す苦しさや疲れは
出口が見つからない感覚にも
陥ります。
でも「自立」していけるように
サポートしていくと
状況が変化していきます。
苦しい病気の状態にいる父ですが、
「どんな状態でも
自分の人生を変えていく力を
持っている」。
その父の力を信頼して
父が自立していけるように
サポートしたのです。
そうすると
自分の人生をつくっていこう
変えていこう
そんな力がわいてくる。
そのためには、
サポートする私と父との間に、
深いつながり、信頼関係がないと
難しい。
「深いつながりと信頼が
人の心を変えていく」
父に深く寄り添いながら
その関係性を
築いていきました。
父の内側(魂)が
本当に望んでいる生き方を
感じながら。
残された人生を
父はどう生きたいのか?
父と内側深くつながって
寄り添っていく。
実は、闇の中に入っていくような
この現実から
父の内側とつながって
自立していけるように
サポートしていけたのは
Irocococha®︎で整える日々で
自分の内側につながって
いたから。
そして、私と繋がってくださった
受講メンバーの仲間達が
いてくれたからなんです。
介護に深く関わり始めた時、
ちょうど、
私が講師を務める
「Irocococha-Soul-Art8日間
リトリート講座」が
スタートになり、
初日から、闇のような
辛い感情を解放することから
始まりました。
依存から自立へと、
父や母をサポートしていく流れは
受講メンバーとともに
深くつながり
お互いサポートし合った8日間で
起こっていったことなんです。
「サポートする人自身が、
人と深くつながりサポートしてもらうこと」
このブログに載せている絵は、
すべて「ソウルアート8日間講座」の中で
私が描いたもの。
4日目に
本来の自分を解放して
目覚めていったメンバーたちの
エネルギーはとてもすごくて!!
7日目は、
この絵のように
受講メンバーみんなが深くでつながって
わたしに父と向き合っていく
力をくれました。
その深い繋がりが、
父との深いつながりへ。
「どんな状態でも
自分の人生をつくっていける」
最終日の8日目は
「安心感」の中で
さらに父と深く向き合い
父にとっては本当に大変な決心で
私もそれを伝えサポートするのが
辛かったけれど、
父自身も望む人生に向かっていきたいと
涙を流して受けとってくれて
自分で人生を変えていく
「自立」する方向性へと、
父自身が舵をとりました。
それは本当に深くからの
感動で、
自分の船に乗って
父自身が大海原に旅立つような
そんな感じでした。
「どんな状態であっても
人は自分の人生を
自分でつくっていける」
それを父が教えてくれました。
これからどんな風になっていくのか
わかりませんが、
今、父と母は大混乱の状態を抜けて
穏やかな日常が戻り、
自分自身の人生を
見つめているような
感じがします。
「これまでの私の経験から
開発したIrocococha®︎」
父をこのようにサポートできたのも、
臨床心理士時代の
“「在り方」でしか
人はサポートできない”
“自立へとサポートすることの大切さ”
この経験の積み重ねが
あったから。
そして、その後の
本来の自分を生きる
日々の積み重ね。
今の自分に出来ることを
これまでの経験を、
すべて出し切って
父に関わりました。
この出し切る経験を
させてくれた父に
本当に感謝していて、
この本来の自分のエネルギーを
出し切るのを
父は待っていてくれたんだなと
感じています。
父は今、まるで赤ちゃんのように
純粋な目をしていて
その目を見つめているだけで
目で会話しながら
魂でつながっているような
感覚があります。
Irocococha®︎は
これまでの経験から、
「自立」をサポートして
本来の力を引き出せるように
開発したメソッド。
どうしたらいいか解決策が
見えない時
Irocococha®︎で整え瞑想すると
内側から「自分で」
答えが見つかる。
ほんとにすごいな〜と
改めて実感しています。
「在り方で関係性が変わっていく」
そして、
この「依存」と「自立」。
このテーマは、
わたし自身が臨床心理士、
セラピストをしていたときに
長年向き合ってきたテーマであり、
人間関係で
とても大切だと実感していることです。
「自立」へとサポートしていくためには
今回の父との関わりが
教えてくれたように、
「在り方」。
表面的な言葉や態度、行動、
スキルでもなく、
すべてその人の「在り方」が
状況を変えていきます。
深いつながり、信頼、
愛、受容性・・・
そして、
依存と自立のテーマの奥には、
必ず「コントロール」のテーマが
あります。
介護だけでなく、夫婦関係、
親子関係、職場関係、
誰かをサポートするとき、
人間関係の中で
必ず出てくるもの。
ここをしっかり理解して
実践で身につけられると
人間関係が
大きく変容していきます。
リーダーやセラピストの人には
とても大切な在り方。
サポートの仕方が変わり、
より疲れなくなり、
関係性が調和し
相手が自立していきます。
「関係性の在り方実践講座」
いよいよ10/23土曜から
わたしが講師をつとめる
レベル2
「”関係性の在り方”実践講座」
スタート。
この講座では
人間関係が疲れずもっと楽に、
調和して、愛が循環する、
深くつながる関係性へ
変化していきます。
特に、依存と自立のテーマ、
今回の体験もまじえて
深く深く講座の中で話しますよ〜
そして、1ヶ月半の日々の実践の中で
「依存と自立」「コントロール」
「相手は鏡」
などなど、
深く体験から気づいていきます。
自分自身のテーマや
制限しているブロックに気づくのは
人間関係がほとんど。
日々の人間関係から、
レベル1で学んだことより
さらにもっと深くを学んで
実践していくので
気づきが深く
人生が変容していきます。
・内側からの傾聴の仕方や
・本質的なカウンセリングも
実践練習していくので
これが身につくと
日常の人間関係は
さらに理想の関係性へと
変化していきますよ。
他者との関係を見つめて
もっと理想の関係性をつくりたい人へ
\\ 関係性の在り方実践講座 //
10月23日(土)〜12月4日(土)
*お申込み締切りました
すでに素敵なメンバーが
集まっているので
どんな講座になるのか
今から楽しみです。
先日終了した
ソウルアート8日間講座の様子や、
受講生の感想は、
また改めてお伝えしますね。
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