Case01
木々に包まれた「住処」づくり
すべてとの繋がりと一体感へ
完成したお庭は、周りの家やお庭、野花の咲く大地、阿蘇の山、広い空、そしてこの春の風景や雰囲気とすべてが繋がり、一体になっているように見えました。
再出発していくための、自分のための 『木々に包まれた住処作り』が 、完成してみると、亡き奥様が望まれていたお庭のイメージで、犬や猫たちも喜ぶ家族みんなが一つに繋がるお庭へ。
ガーデンプロジェクトを通して、人生で得たいと望まれていた「信頼」「受け入れる」「つながり」「一体感」という本質。
これまでの庭の形をすべて手放され、ご自身の内側から生まれる直感を信頼され、新しい方法でのお庭作り、コーディネーターの感性、チームを深く信頼してくださり、それが、この広い空間のガーデンを作る大プロジェクトを支える基盤になりました。
では、動画でBefore・Afterのストーリーをどうぞご覧ください。
Before
夫婦の住処
奥様が家でカフェを開かれており、東側のお店へのアプローチにハーブや宿根草を植栽。薪ストーブがあるお家で、北側の玄関まわりには薪が積まれ、薪を割るスペースになっている。カエデや小さな紅葉が植栽されている。
南側は犬が駆け回れるほどの広い芝生。周りのフェンスの近くに紅葉や紫陽花などを植栽し、奥様と造園業者と一緒に作ったお庭。
もともと南側のお庭には大きな木があり、フェンスの周りにも近隣の大木が多くあり、遠くには阿蘇の山々も見え借景が素晴らしい。
フェンスは自作。犬の飛び越え防止で継ぎ足しで波板が張られ、中庭と東ガーデンの間にも衝立が設置されている。
一年前に奥様を亡くされ、北と東側にあまり植栽をしていないので何か寂しい感じがあり、木を植えたいと感じられてご依頼。
《セッション前のイメージ》
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「北」「東」側のガーデン施工を希望。
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奥さんと繋がっていた人たちなど、人がたくさん寄ってくれるような空間にしたい。
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森の木立に囲まれて、自分が育てるような庭にしてみたい。
セッション
見える形をどうにかしていくのではなく
心が本当に求めていることに気づいて
本質から形にしていきます
《セッション後のイメージ》
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「信頼」「受け入れる」「つながり」「一体感」
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「北」→「東」→「南」へとすべてが繋がる空間へ。
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家が木立に囲まれた ”自分のための静かな空間” がほしい。
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自分と感覚が合う人が繋がって来てくれたらいい。
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「北側」:木立に囲まれる玄関アプローチ。オレンジ色の紅葉のイメージ。
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「東側」:日除けがなくてもいいような木立に囲まれたスペース。グリーンのイメージ。
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「東から南」:通路は衝立を外しエネルギーがすべて繋がるように。
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「南側」:家が木々に囲まれた空間。
After
after新しい住処作り
《プロジェクト内容》
大木が17種類、33本。低木が14種類、40本以上。下草類(宿根草)が59種類、500本以上。季節ごとに花が咲くように、四季を考えて植物たちを配置しています。紅葉も美しい植物たちを選んでいます。
第1期工事
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北Garden
玄関までのアプローチを枕木で施工。秋のガーデンがオレンジ色になるイメージで、既存のカエデと融合するよう紅葉など落葉樹を配置。
低木、下草類は、白や紫などの花が咲く落ち着いた雰囲気で控えめに植栽し、来春の植物の状態を見て植栽。 -
東Garden
施主が東、南フェンスを製作。流れへ繋がるよう枕木設置。
北から東、そして南へとエネルギーが通るように衝立を外し、東側の通路の入り口に、枕木の門とオリジナルのアイアン扉を製作し設置。
東側は、常緑樹も植栽し、グリーンが美しい樹木のトンネル。
既存植栽のハーブと調和するよう、宿根草やハーブを植栽し、黄色など明るい花が咲くイメージへ。 -
南Garden
東のグリーンのトンネルから、南の広いガーデンに繋がるよう植栽。
木々に囲まれデッキ周りにも木陰ができるよう植栽。
下草類は控えめに植栽し、来春の植物の状態を見て植栽。
・南Gardenから犬の散歩で外の道に出られるよう、東の入口と同じアイアン扉を設置。
第2期工事
お客様の感想
〜完成直後のご感想〜
「すべての景色と一体になった」
「朝起きるのが楽しみ。デッキに出て庭を眺めて、空も眺めるようになった」
「庭に出るのが楽しみなんて、これまで思ったことがなかった」
「自分がデッキに出ると、犬や猫たちがデッキに出てくる。きっと気持ちいいんだろうね」
「妻はこんなガーデンを望んでいたと思う。それが実現した」